こんにちは!コーチの小倉です。
2/13日練習内容を振り返りたいと思います。
今週のメインは、跳び箱押しリレーを行いました!
このトレーニングのポイントは3つ!
①かかとをしっかりあげて、前足部で地面を捉えること
②身体を低くして、跳び箱の下の方を押すこと
③押し方としては、肘を伸ばして肩から押すこと
の3つです。
しかしこれら3つのポイント、実は僕は何も指示をしていません。
勝手にみんなこれらのポイントを押さえて、押すことができるようになっていました。
日頃の練習の成果でしょうか、ものすごい成長を感じられます。
特に足首が潰れずに、押せているのは、普段からジャンプのトレーニングをひたすらやっている賜物ではないかと個人的には考察しています。
また、みんなで制限時間以内に跳び箱をゴールまで持っていかなくてはならないという目標があるので、子どもたちも自然と力も入りますし、力強く地面を踏みます。無駄な動きが出たり、うまく押せないと跳び箱が横にいったり倒れてしまったりしてしまうので、そこにも注意しながら、子どもたち自身で応援してアドバイスを送りながらやっている風景がとても微笑ましく思います。
さて、この練習が何に生かされるのかというとスタートダッシュです。
走る時のスタートダッシュを決めるためには、低い姿勢で地面をしっかり押すことが重要ですが、その押すポジションは頭で考えてできるようになるものではありません。一番地面に力が加わるポジションはどこなのか、押し方はどうすればいいのか、身体で感じながら練習する必要があります。子どもたちには、このように跳び箱をどうすれば、一番力強く押せるのかを肌で感じとってもらい、それを実際の走りで同じように身体を動かしてもらいたいなと思っています。
言葉ではなく、環境を設計し、その中で子どもたちが何を感じ取ってくれるのか。
そこに胸を馳せるのも、コーチとしての一つの楽しみです。
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